なぜ分散投資なのか?

投資
エナガ先生エナガ先生

おはこんばんちは!エナガです。今日もお金の教養をやっていきましょう。今日のメニューは「分散投資」についてです。

コウちゃんコウちゃん

どうして投資は「分散しなさい」って言われるの?

エナガ先生エナガ先生

結論から言うと——全てを失うリスクがあるからだよ。

今日わかること

なぜ分散投資しなければならないのか?

分散投資とは?

投資する商品を、株・債券・預金・金・不動産・現物商品などの複数の商品に分けて購入することで、リスク分散と安定収益を目指すものです。反対の言葉に「集中投資」があります。

なぜ分散したほうが良いのか

すべての財産を一つの会社の株に投資した場合、その会社の業績や株価が永遠に良くて、永遠につぶれないのであれば、それが最も良い投資になります。しかし、永遠に良くて絶対につぶれない会社はありません。会社自体が良くても、景気の動向や事故・災害で簡単に株価は下がります。

具体例:東京電力

関東圏の電力インフラ最大手。生活インフラ企業は代替がきかず独占的な立場になりやすく、すべての人が必ず使うため、非常に安定した投資先とされていました。2011年3月10日の株価は2,153円。それが2012年7月には120円に——。間に何があったかというと、東日本大震災です。福島第一原子力発電所の事故により、株価は一時期9割以上下がりました(2023年7月現在は510円くらいです)。

コウちゃんコウちゃん

あんな大企業でも、9割以上下がることがあるんだ…。

エナガ先生エナガ先生

どれだけ巨大で安定していると思われる企業も、何かあれば簡単に株価は下がる。最悪、会社が倒産したら株の価値はゼロになる。震災で原発がメルトダウンすると予想できた人は、誰もいないでしょう。

投資の格言:卵は1つのカゴに盛るな

1つのカゴに卵を盛ると、そのカゴを落としたらすべての卵が割れてしまう。でもカゴを分けておけば、たとえ1つ落としても他の卵は大丈夫——という教えです。

分散投資のデメリット

  • 投資効率が悪くなる:例えば10社に投資して、5社は利益、5社は損失、トータルでマイナス…ということもあり得ます。利益が出た5社だけに全額投資していれば利益は2倍でした(それが事前にわかれば、ですが)
  • 管理が大変:数十銘柄を管理するとなると、チェックすることが多すぎて時間が足りなくなります

ではどうすべきか?

まずは「現金」と「株式のインデックス投資信託」の組み合わせで良いと思います。

強み 弱み
現金 いざというときすぐ使える インフレに弱い
インデックス投資信託 値上がりが期待でき、数十〜数千社に分散。インフレに強い 景気動向で上下し、最悪50%になる可能性

(不動産投資も良いのでしょうが、エナガ自身が疎いのでおすすめはしません。詳しい方はぜひ。)

コウちゃんコウちゃん

インデックス投資信託って、具体的にはどれを買えばいいの?

エナガ先生エナガ先生

新NISA口座でeMAXIS Slim 全世界株式を購入すればよいと思うよ。「全世界」だから、言うまでもなく分散が効いているんだ。まずは現金と全世界株で資産を増やして、勉強しながら他の投資にもチャレンジしてはどうかな。

「現金だけ」も、実はリスク

投資の目的は人それぞれ。リスクを取れる人・取れない人、資産の最大化を目指す人、キャッシュフローの増加を目指す人、短期・長期。ちなみにエナガは「長期で資産の最大化」を目指しています。

今までデフレが続いてきましたが、これからはインフレになってくると思われます。現金をただ持ち続けるのも、「預金」というただ一つの商品に集中投資しているのと同じ。そしてその商品は、インフレに弱いのです。インフレに強い株式投資などをしないと、現金の価値が目減りしていくリスクを黙って見ているしかありません。

優良な投資信託を少額でよいのでコツコツ積み立てれば、いつか大きな山になります。当然減るリスクはありますが、長期でやればほぼ負けないという過去の実績もあります(社会情勢などもあり、過去の実績がそのまま当てはまるわけではありませんが)。

エナガ先生エナガ先生

読んでくれた方の資産が増えることを祈っております。したっけ!

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