こんにちは!エナガです。今日もお金の教養をやっていきましょう。
節約も投資も「やりたい」とは思ってるの。思ってるんだけど…なかなか行動できなくて…。
それ、あなたの意志が弱いせいじゃないんだ。人間に備わっている「現状維持バイアス」が邪魔しているんだよ。
- なんで行動できないのか?(変わることができないのか?)
- どうすれば良いのか?
茹でガエル現象を知っていますか?
中学の理科で「変温動物と恒温動物」を習ったのを覚えているでしょうか。変温動物は外部の温度によって体温が変動する動物、恒温動物は体温を一定に保つためにエネルギーを消費する動物です。
カエルを熱湯に入れるとびっくりして飛び出しますが、水に入れて少しずつ温度を上げていくと、カエルは温度変化に気づかず死んでしまう——という実験の話です。人間社会に置き換えると、人や組織は緩やかな変化に気づきにくく、対応が遅れて手遅れになることを言います。
人は「変わることのリスク」のほうが大きいと感じ、現状で大きな問題が起きていない場合、見て見ぬふりをしてしまうのです。
本能にとって「変化」は悪
ちなみにカエルは変温動物、人間は恒温動物です。恒温動物は温度変化に気づいて、熱くなったところでお湯から出ていきます。体温を一定に保つ力で暑さ寒さを克服し、生息地域を拡大してきた——生き残るために非常に優れた特徴です。
しかし、これから何かを変えようとするとき、この「一定に保つ力」が足かせになります。本能にとっては「昨日まで無事に生きてきた自分」がベストな状態であり、それを変更しようとすることは「悪」なのです。
これ、ダイエットが成功しない一番の原因でもあるんだ。今まで無事に生きてきた体重を減らすことは、本能にとって悪。だから本能が元に戻そうとする。
ダイエットが続かないのも本能のせいだったの!?
人間は本能で今生きている状態を維持しようとする(現状維持バイアス)ため、変化できないのです。「今無事に生きているんだから、別にいいじゃん」となるわけです。
ではどうすればいい?3つの戦法
1. 茹でガエル戦法
本能が気づかないくらい少しずつ、しかし継続的に変えていく方法。節約なら、外食を月5回から4回に、4回を3回に…と減らしていき、最終的に基本しないようにする。デメリットは、時間がかかることと根気がいることです。
2. いきなり熱湯に入る戦法
自分にものすごい危機感を植え付けて、「やらなければ生命の危機だ」と脳に信じ込ませる方法。例えば「今後投資しなければ、老後は破綻して、病気になっても病院に通えず、食べる物にも困る…」。デメリットは、生命の危機ほどリアリティのある想定がなかなかないことです。
3. 行動の習慣化(おすすめ!)
現状維持バイアスを逆に利用する方法です。毎日歯を磨くと思いますが、磨かなくてもすぐには死にませんよね。でも磨かないと気持ち悪い。それは習慣化されているからです。
一度継続すると、継続することが「当たり前」になります。当たり前にまで持っていければ、逆に現状維持バイアスが働いて、継続し続ける方向に本能が働くようになるのです。デメリットは日にちがかかること。単純なもので18日程度、難しいことだと254日程度かかるそうです。
エナガ先生のおすすめは、やっぱり3番?
うん、習慣化が一番おすすめ!難しいことでも、物事を分割して単純化していけば、意外とできるようになるよ。
とはいえ、本能にあらがうのは非常に難しいものです。エナガの飼い主も食べるのが好きで、どれだけダイエットに失敗してきたことか……。
しかし、節約や投資が習慣化されれば、将来お金で苦労することはなくなり、選択の幅と自由が増えていきます。あきらめずトライし続けた人が、最後には勝つのです。
それではまた!したっけ!


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