iDeCoについて。

投資
エナガ先生エナガ先生

おはこんばんちは!エナガです。今日もお金の教養をやっていきましょう。

コウちゃんコウちゃん

エナガ先生、「iDeCo(イデコ)」ってよく聞くけど、NISAとは違うの?

エナガ先生エナガ先生

いい質問!iDeCoは自分で作る年金なんだ。今日はその仕組みを見ていこう!

今日わかること
  • iDeCoの概要
  • メリット・デメリット
  • 注意点

iDeCoとは?

iDeCoは「individual-type Defined Contribution pension plan」の略で、日本語では個人型確定拠出年金。平成14年に事業開始されました。(これに対して、企業型確定拠出年金〔企業型DC〕というのもあります。)

加入資格と掛け金の上限
  • 第1号被保険者(自営業、フリーランス、学生):月額6万8千円(年額81万6千円)まで
  • 第2号被保険者(会社員、公務員):月額1万2千円〜2万3千円(※2024年12月から1万2千円→2万円に)
  • 第3号被保険者(扶養されている配偶者・主婦/主夫):月額2万3千円(年額27万6千円)まで
  • 年齢条件:20〜65歳。掛け金は月額5千円以上・千円単位
  • 基本は月々払いだが年1回払いも可。支払いの停止もできる(ただしiDeCo自体は解約できません)

メリット1:掛金の全額が所得控除

例えば年収400万円の会社員が月々2万3千円を1年間積み立てた場合、所得税13,800円+住民税27,600円=合計41,400円の税削減になります(iDeCo公式サイトの「かんたん税制優遇シミュレーション」で計算できます)。

コウちゃんコウちゃん

10年で約41万円、20年なら約82万円…!本来払うはずだった税金が、払わなくてよくなるんだ!

メリット2:自分で運用商品が選べる

今まで他人任せだった年金を、自分で商品を選んで増やすことができます。減らしたくない人は定期預金、積極的に運用したい人は株を中心とした投資信託、バランスを取りたい人はバランスファンドと、好みに合わせて選べます。

メリット3:受け取り時も控除が受けられる

一時金で受け取る場合は退職所得控除(勤続20年以下:40万円×勤続年数、20年超:800万円+70万円×〔勤続年数−20年〕)、年金として受け取る場合は公的年金等控除(65歳以上なら年120万円未満は所得税0円など)が使えます。

メリット4:運用益に税金がかからない

100万円の利益が出た場合
  • 通常の投資:税金20.315%が引かれ、受け取りは約80万円
  • iDeCo:受け取りは100万円(受取時に他の税金はかかる)

メリット5:転職しても資産はそのまま

転職や退職しても制度の利用を続けられます。税金の滞納以外では差し押さえられない「差押禁止財産」でもあり、金融機関の選び直し(移管)もできます。

デメリット1:60歳まで引き出せない

これが1番のデメリット

60歳になるまで、死亡などよほどのことがない限り引き出せません。ご利用はあくまでも余剰資金で……。

デメリット2:資産が減る可能性がある

定期預金ならほぼ減りませんが、運用商品によっては、相場の状況で受取時に資産が減っている可能性があります。手数料が安く基本的に右肩上がりの商品を買い、節税メリットと合わせれば、かなりの確率で回避できます。引き出す数年前の上がっている間に、定期預金や日本国債に組み替えるのも手です。受け取り方やタイミングは慎重に選びましょう。

デメリット3:手数料がかかる

手数料 金額
加入・移換時 2,829円
掛け金納付時(毎回) 105円
給付1回につき 440円
運営管理手数料 口座により171円〜数百円
投資信託の手数料 ファンドによる

デメリット4:納税していないと意味が薄い

一定額の納税をしている人でないと節税メリットがなく、一番のメリットを享受できません。その場合は、iDeCoよりNISAを先にやった方が良いと思います。

始めるなら

iDeCoを始めるなら、手数料・商品ラインナップ・使い勝手から言ってSBI証券か楽天証券がおすすめです。エナガの飼い主もSBI証券を使っています。スマホで「iDeCo SBI証券」と検索すると口座開設の案内があるので、指示通り入力すれば簡単に開設できます。

コウちゃんコウちゃん

「60歳まで引き出せない」って、デメリットだけど…。

エナガ先生エナガ先生

逆に考えれば「強制的に長期運用できる」ということでもあるんだ。eMAXIS Slimの全世界株式やS&P500などの優良なインデックスファンドに積み立てれば、引き出し時に大暴落さえ起きていなければ、大きなリターンが期待できるよ。

とはいえ、投資をするなら来年から始まる新NISAから始めるのも手ですし、今年から積立NISAを始めるのも良いと思います。今後、投資する人としない人での格差は開いていく一方になると思われます。

投資は必ず「理解してから」

「有名な投資家が言っていた」「YouTubeで言っていたから」で投資するのは良くありません。誰かのせいにすると、失敗を正面から受け入れられず、自分の成長のチャンスを逃してしまいます。たとえ信頼した人が言ったことでも、必ずどういうことなのかを理解したうえで、自己責任で行いましょう。

エナガ先生エナガ先生

少し長くなりましたが、みなさんが少しでも金銭的に自由になることを祈っています。それではまた、したっけ!

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